ギガビットイーサ以下の環境ではとりあえずSNP機能はOFFにしてOK

ネットワーク処理負荷軽減のためのSNP機能ですが、SNP機能は10GbE以上の環境でないと効果がわかりにくいってMicrosoftサポートの人が言っているので、ギガビットイーサ以下の環境ではとりあえずOFFにしてOKです。
Windows7や2008ではデフォルトでONになっているので、なにも考えずにとりあえずOFFっておきましょう。Windows8ではデフォルトOffなので、いじる必要ありません。

参照 → マイクロソフト Network & AD サポートチーム公式ブログ
なお、 SNP の有効化により効果が期待できるような環境は、10 GbE の NIC などを搭載し、数 Gbps 程度の通信を頻繁に行うような環境となりますので、 SNP を無効化することでパフォーマンスが低下するということは通常の運用環境ではありません。

SNP機能の状態を見る方法

コマンドプロンプトで下記コマンドを実行します。

netsh interface tcp show global

netsh_interface_tcp_show_global

OFF設定方法

コマンドプロンプトを管理者権限で起動し、下記コマンドを実行すればOKです。

netsh
interface
tcp
set global chimney=disabled
set global rss=disabled
set global netdma=disabled

howto_snp_disable

なお、set global netdma=disabled set global rss=disabledは(おそらく)やらなくてもいいです。
理由は、rssはNICへのオフロード機能ではないからです。

コメントを残す