[Azure]セルフホステッド統合ランタイムを転用する手順

あるSynapse Workspaceで利用しているセルフホステッド統合ランタイムを、別のSynapseワークスペースに転用する手順です。

1.転用するセルフホステッドIRを登録解除する

まず、転用元のSynapseワークスペースに登録されているセルフホステッド統合ランタイムの登録を解除します。

[Manage] → [Integration runtimes] → [登録解除したいIRを選択]

[ノード] → [転用したいノードの削除ボタン]

削除完了すると、ノード上のセルフホステッド統合ランタイムアプリで登録解除されていることが確認できます。

2.転用先にノード登録する

つぎに、登録解除したノードを転用先のSynapseワークスペースに登録します。インストール時にはGUIでキー登録ができましたが、設定変更はコマンドラインから行います。

Powershellを管理者モードで起動し、 C:\Program Files\Microsoft Integration Runtime\<バージョン>\Shared に移動します。 <バージョン>は”4.0″や”5.0″です。

下記コマンドでセルフホステッド統合ランタイムのノードを登録します。

.\dmgcmd.exe -RegisterNewNode "<統合ランタイムのキー>"

<統合ランタイムのキー> はSynapseワークスペースで [Manage] → [Integration runtimes] → [登録したいIRを選択] → [設定] から取得します。

参照情報

自己ホスト型統合ランタイムを作成する – Azure Data Factory & Azure Synapse | Microsoft Learn

コメントを残す