Onenoteの同期エラー

発生した現象

SharePoint上に置いてあるOnenoteファイルが、Onenote for Microsoft 365で同期エラーが発生するようになりました。エラー コード: 0xE401069D c12qcです。(このエラーコードに関して、公式ドキュメントにもネット上にもロクに情報がありません)

該当のOnenoteファイルをWebブラウザからSharePoint上で見ると、Onenoteのアイコンじゃなくなっている上に拡張子に “.url”が付いている状態(正常なOnenoteファイルは拡張子なし)になっていました。

(上図上段は正常なOnenoteファイル。下段は今回同期エラーになったOnenoteファイル)

復旧までの道のり 兼 手順

  1. .urlになってしまったOnenoteファイルは Onenote for Microsoft 365 でも Onenote for Windows10 でも正常に開くことができない。(同期エラーになるか、アクセス権がない or URLがないなどのエラーになる)
  2. OneNote for Webでは.urlのファイルを開くことができた。
  3. OneNote for Webの [編集]→[デスクトップ アプリで開く] から Onenote for Windows10であれば開くことができた。
  4. 上記で開いたOnenote for Windows10とは別にもう一つOnenote for Windows10を起動した。
  5. 新しく起動した Onenote for Windows10で新しいノートブックを作った。
  6. 問題が発生している(.urlから開いた)Onenoteからセクションを1つずつ新しいノートブックにコピーした。
  7. 新しく作成したノートブックでは、コピーしたセクションが正常に同期するようになった。

正直 3.の Onenote for Windows10で開けたからあまり手間が掛からずに復旧できたけれど、そうでなかったらOnenote for Web上でノートの中身を1つ1つ全選択→コピーしていく必要があった気がします。

感想

ノート1つが同期できないとか同期競合が起こりやすいとかまではまぁ許すとして、ノートブックが壊れるのは勘弁願いたいなぁ。

Evernoteはこの辺は安定しているよなーと思いました。Microsoftさん、もうちょっと品質頑張って欲しい。

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