[書籍]池上彰のお金の学校

短評

内容的にはスタンフォード大学で一番人気の経済学入門 ミクロ編が近いかもしれませんが、これよりももっと生活に近い内容です。

知っているようで知らないお金に関する言葉の意味を解説し、身近な例で理解を進める流れです。ただ単に言葉の説明をするだけではないのでとてもわかりやすいです。
「へー」と思うような関連する豆知識や、クスッとくるようなユーモアがちょいちょい挟んであって、楽しくテンポがいいのも○。

解説の内容はできる限り著者の主義主張が入らないような気遣いがあり、好感度高です。

あと、「あとがき」の「機会費用」のくだりはすごくハッとさせられました。

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