超まとめ
CSVの日付データが月/日/年(例:12/31/2016)や日/月/年(例:31/12/2016)だった場合に、年/月/日(例:2015/12/31)で読み込む手順を説明します。
そのままExcelファイルで開いたらダメ
日本人としては日付は年/月/日で表示されて欲しいところですが、そうなっていないCSVデータ(海外のデータに多い)をExcelでそのまま開いてしまうと、あとから書式設定とかで修正する事はできません。
csvファイルを読み込む際に読み込むデータの書式を設定すると、その後もうまくハンドリングできます。
手順
- Excelで空白のワークブックを開く
- [データ] → [外部データの取り込み] → [テキストファイル] をクリックします。
- CSVファイルを選択して[インポート]をクリックします。
- テキストファイルウィザード(1/3)で、読み込むCSVファイルの形式を設定します。
ここで読み込むCSVファイルはカンマで区切られたファイルなので「カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ」を選択し、先頭行は見出しなので「先頭行をデータの見出しとして使用する」にチェックを入れ、[次へ]をクリックします。
- テキストファイルウィザード(2/3)で、読み込むCSVのフィールド区切りの形式を設定します。
ここで読み込むCSVファイルは区切り文字が「カンマ」、文字列の引用符は「”」ですので、そのように設定します。
設定すると、「データのプレビュー」で各フィールドが仕切られた表示になります。この表示が望んだものになっているかを確認して、[次へ]をクリックします。
- テキストファイルウィザード(2/3)で、各フィールドを読み込む際の書式を設定します。
今回はCSVファイル内の日付データがm/d/yになっているので、各日付列をクリックして選択して、「列のデータ形式」で「日付(MDY)」を指定します。
全ての日付フィールドに対して、設定を行って下さい。
- [完了]をクリックすると、「データの取り込み」ウインドウが表示されます。
取り込むCSVデータを配置したいワークシートを指定して、[OK]をクリックします。
- これで、各日付列が正しく日付データとして入力されます。
この状態で読み込まれると、書式設定で望んだように日付書式を変更することができるようになります。
補足
この方法は、数字を文字列として読み込みたい場合 … 例えば、固定長の数字で左桁埋めに0が使われている場合など… にも有効です。